京都クオリアフォーラム2022「博士キャリアメッセKYOTO」にて博士課程の学生3名が企業賞を受賞しました

説明会チラシ

 11月1日(火)、産学公連携団体である京都クオリアフォーラム主催の「博士キャリアメッセKYOTO」がオンライン開催されました。
 本イベントは、優れた大学と企業が集う京都?奈良の若者が、自らの研究活動などの情報?意見交換で共鳴し、新たに世界を広げ、次の研究や行動に生かすきっかけとなることを期待して開催されているものです。2年目となった今年は、産学公の社会人や大学院の学生など、約140名が参加しました。

吉本理事による開会挨拶

 本学からも多くの博士課程の学生と教職員が参加し、学生発表では、聴講者から多数の質問を受けるなど、活発な意見交換が行われました。

 本学からは17名が登壇し、次の3名が企業賞を受賞しました。

NISSHA賞
設計工学専攻 田口諒太郎さん 
「リブ補強負圧駆動アクチュエータを用いた協働作業用ソフトロボットハンドの開発」

堀場製作所賞

電子システム工学専攻 渡邉明理さん 
「光集積回路に適した高効率レーザーの開発」

村田製作所賞
 
デザイン学専攻 岡本晋さん 
「Design for Policy 行政とデザイン」

  • 受賞した学生
    (左から田口さん、岡本さん、渡邉さん)

  • イベントの様子および企業からの記念品

 本イベントは?博士学生を知る??共に育てる??交流??スキルアップ??社会を知る?機会として、博士後期課程の学生が自分自身と研究活動をPR するもので、普段は交流が少ない異分野?他大学の博士課程の学生同士での交流会も実施されました。限られた専門家が集う学会ではないことも踏まえ、研究発表が主というよりも、大学と社会がつながるマインド醸成、トランスファラブルスキルを獲得するきっかけの場となりました。
 ?文部科学省技術イノベーション創出に向けた 大学フェローシップ創設事業」?JST 次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択された京都?奈良の6大学が連携して企画し、本学は当イベントのトータルコーディネートを行っています。

京都工芸繊維大学 博士学生向け情報